こんにちは。しょぼ医タレブです。
格好良いですね---。
そうセレブの象徴、プライベートジェット(PJ)です。
実はプライベートジェットとは和製英語で、諸外国では、ほとんど個人的な商業利用が多いため、ビジネスジェット(BJ)と呼ばれているようです。
BJって、日本でどーなんですか
さて、このBJですが、日本に61台しかない事、ご存知でしたか。ZxZxの元社長とかの記事をネットで見ているので、意外でした。ソースはこれ
出典: 国土交通省HP
アメリカが桁が3つぐらい違いますが、ほかの国と比べても日本はかなり少ないですね。国土交通省のサイトの情報をみると、お国は、BJの導入にかなり前のめりであることが、見て取れました。
[我が国の国際競争力強化に資する]って、なかなか大きくでてますね。
羽田、成田を中心に、BJが使いやすいような様々な便宜が図られています。その結果でしょうか、
出典: 上記と同じ
BJの発着回数はコロナ前までは羽田、成田、地方枠は右肩あがり、一方関西、中部は2019年前後では、ほぼ発着回数が飽和していたようですね。施設のキャパの関係でしょう。
残念ながら、コロナ真っ只中の2020年、羽田、成田、関西、中部は減少。地方は微減。でも、エアライン各社が瀕死のなか健闘しています。考えてみれば、BJを使ったら、密をさけたかなり安全な移動ができますよね。
BJのお値段とか、維持費とか
もっとも名前の通っている、ガルフストリームとかは約50億円!
維持費も年間2-3億円!
これが、一般的なBJやPJのイメージですね。
機内で、バブルな社長とモデルさんとかが、シャンパンで乾杯!
ところがです。最近は、BJ市場で最も売れているといわれる、これ
日本がほこる、Hondajetは、お値段5億円台から。
そして、最近登場した
シーラス Vision SF50 (Vision Jet)|CIRRUS JAPAN|シーラス日本総代理店
これは、7人乗りですが、2億円台で購入可能です。まだまだとんでもない値段ですが、ガルフストリームの50億円と比較したら、少しは現実的な値段? かもしれません。
プライベートカンパニー(PC)にも手が届きますでしょうか?
PCのBJ投資戦略を考えてみました(妄想)
さあ、BJが2億5000万円とします。ここで、10社ほど資金の潤沢なPCがあると仮定(妄想)します。すると、1社あたりの投資額は2500万円。
ここで、衝撃の事実が....
飛行機(5.7トン以下)の耐用年数は5年!
という事はですよ、3年落ちのほぼ新品のBJ をかった場合、ほとんど1年で減価償却できるんです。その場合の節税効果は2500 x 0.34 の850万円!
さらに、さらに、中古のBJ市場はほとんど値崩れしないようで、投資3年後(竣工から6年)目の買取も、なかなかの額(80%)程度は保証してくれるようです。
そこで、
というスキームが成り立ちます。
ありえない話ですが、突発的に多額の利益がでた場合には、なかなか魅力的な戦略かもしれません。でも、うまい話には落とし穴が、
- 需要がなく、賃料が支払われない可能性
- ジェット機運行会社の破綻リスク
- BJの墜落や故障リスク
などなど、危険が一杯の投資法であることも間違いなさそうです。
いつかは乗ってみたいBJ/PJですが、まだまだ道ははるか先ですね。
それでは、また!