とにかくXXを社長にしなさい(とある勤務医のプライベートカンパニー物語)

勤務医のしょぼい起業(の手伝い)の雑記録です。皆様の役に立つような立たないようなブログを目指します

ソーシャルグッドな不動産投資- プライベートカンパニー(合同会社)の収入源(空き家ビジネス編)

皆さんこんにちは。しょぼ医タレブです。

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最近、少し街を外れると、"あれ、人住んでるのかな" といった空き家が目につきませんか?

今日は、空き家ビジネスについて、少し考えてみました。

勤め人(勤務医含む)が作ったプライベートカンパニーが生き残っていくためには、とにかくお給料以外の収入(事業収入)を稼ぐことが最重要課題となります。

 

honda-taleb.com

もっとも手取り早いのは、そう、不動産取得による家賃収入です。

大家さん、不労所得、良い響きですねー。しかし、世は空前の不動産投資ブーム完全に周回遅れの我が社が、なんの策もなく不動産業に参入しても勝ち目がないのは火を見るより明らかです。

それに、今から新しく新築のアパートとか建てても、環境にも悪いですよね-。

あ、ふと思いつきました。これからは

ソーシャルグッドな不動産投資や!

ソーシャルグッドとは?

最近、SDGsとかと並んで、よく目にしますよね、ソーシャルグッド。

[社会に対して良いインパクトを与える]

という意味のようです。もう少し具体的には、地球環境や地域コミュニティ、社会問題の解決などに、良い影響を与える取り組みの総称のことのようです。

冒頭の写真のような、空き家、徐々に地域の社会問題となってきているようですよー

 

いまそこにある空き家(問題)

f:id:hondataleb:20211122224543p:plain出典: 平成30年 住宅・土地統計調査 (総務省統計局)

見てください、このグラフ。日本の空き家は増加の一途をたどり、平成30年の時点で846万戸、率でいうと、実に13.6%, 10軒に1軒以上が空き家なんです。

どーりでよく見かける筈ですよねー

そして、地域別では

f:id:hondataleb:20211122224616p:plain出典: 平成30年 住宅・土地統計調査 (総務省統計局)

となっております。山梨、和歌山、長野などは1/5が空き家、ちょっと凄いですね。東京近郊が空き家率が低いのはわかりやすいですが、沖縄も少ないですね。土地がないのかな-

空き家が増えるとどーなるんですか?

これは大きく3つの事がおきるようです

地方自治の崩壊、財政破綻

空き家が増えすぎると、個人だけでなく地域全体に悪影響を及ぼし、最終的には地方自治体の財政破綻 繋がると言われています。空き家が増える=人口減少= 税収の減少=インフラ破綻です。実際に2007年に財政破綻した北海道夕張市の空き家率は33%でした。

近隣への悪影響

空き家になります、家が傷みます、建物老巧化、廃墟化、蚊やスズメバチや害獣の発生にもつながります。なにより雰囲気が悪くなります。もちろん、ホームレスなどの不法占拠、粗大ゴミなどの不法投棄、放火の原因とかにもなります。周りは大変です。

地域全体の資産価値の減少

そうなった場所に住みたいと思う人は減りますよね。その結果、スーパー・銀行・診療所といったライフラインが保てず、地域の利便性が低下します。そしてさらに資産価値が減少し、八方塞がりの悪循環に陥ります。

ということで、空き家問題は地域社会の大問題、そしてそれを解決する空き家ビジネスは、まさに、ソーシャルグッドな不動産投資です

さて、どこから手をつけましょうか

実際に空き家を所有しているけど手放したい人が、困っていること、それは

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出典: 令和元年空き家所有者実態調査 (国土交通省)

のようです。たしかに、空き家を買いたいです! って人探すの大変そうですね。しかししかし、最近は素晴らしいマッチングサイトがあるんです。

akiya-gateway.com

これ覗いてみましたが、本当に空き家が100円、もしくは100万円で売ってます。マジで近くに物件がでてたら買ってみたくなります。こんな時は、不動産のプロが友達に欲しいですよね。

 

そして、驚いたのがこのビジネスモデル

address.love

これ、空き家を買い取ってリフォーム、見た目もお洒落に、wifi完備、リモートオフィスとしても使えるようにします。拠点はすでに数百箇所!

そして、なんとなんと月額4万円台で、空き家借り放題のサブスク ! 水道、光熱費こみ!多くの拠点では家守(やもり)と呼ばれる管理人さんもいて安心です。空き家の所有者はリフォーム費用もかけずに売却可能、会員は居住コストを下げつつ刺激を得る事ができ、さらに地域の活性化にもつながる可能性があるという、win-win-winのソーシャルグッドなビジネスモデルに感じました。

実際に、こういった取り組みが根付いていくのか、とても興味があります。

最初から、こんなプラットフォームを作ったりはできませんが、もっと情報を収集、準備していつかは参入してみたい分野です。

それでは、また!