とにかくXXを社長にしなさい(とある勤務医のプライベートカンパニー物語)

勤務医のしょぼい起業(の手伝い)の雑記録です。皆様の役に立つような立たないようなブログを目指します

我いかにしてしょぼい起業(しかも手伝い)を考えるに至ったか? (その2)

さて、前回に話題にあげた、 [マイクロ法人]は、"言ってははいけない-残酷すぎる真実"の作者である橘玲氏の、"お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015"で出会いました。

また、[プラベートカンパニー]はブログタイトルでもオマージュしている、"とにかく妻を社長にしなさい(坂下仁 氏著)"、いわゆる妻社長メソッドのコアとなるアイデアです。

いずれも、ひとり、もしくはごく少人数での法人設立と考えてよいでしょう。

 

ところで、皆さんは"法人"という言葉にどんなイメージをお持ちでしょうか。私自身なんとなく会社を別の言葉で言い換えたものかな、といった程度の認識でした。実際には法人は

[法人とは、法律の規定で人と同じような権利や義務を認められた存在]と定義されており、保険などにも加入することができる事を知って、目から鱗でした。

 

そして、法人とは、税金面で私たち生身の人間よりもはるかに優遇されている、いわば特権階級の人種であることも知りました。すなわち、[マイクロ法人]も[プラベートカンパニー]も、生身の人間が"法人"に変身して、様々な特権を享受することが、基本戦略であると理解しました。

 

法人は日本全体に約180万社、そのうち世間に名前が知られているような大企業はたったの0.7%、実に99%以上が中小企業やさらに小規模の法人のようです。この法人はモビルスーツのようなもので、私たちを様々な障害(税金など)から守ってくれます。このとんでもない武器を利用しない手はありません。では、私たちはどの"モビルスーツ(法人)"に変身すれば良いのでしょうか?

我いかにしてしょぼい起業(しかも手伝い)を考えるに至ったか? (その1)

医師が生涯どのような生き方をするのかご存知でしょうか? 医師免許を取得(大体24-6歳)、その後に医局と呼ばれる組織に所属することが一般的でした。医局については、また後日綴って行きたいと思います。

 

研修期間4-6年(この時30歳前後)までは、多くの医師が同じようなコースを辿ります。その後、(1)大学病院に進むアカデミックコース、(2)市中病院で診療に従事するコースに大きくわかれます。医局によっては(1), (2)を自分で選択する事はできず、普通の会社のように、転勤を続けざるを得ないこともあります。なかには、第3の道として、研修終了後、専門医を取得した後、すぐに開業してしまう強者も増えてきているようです。

 

いずれにせよ、今現在でもほとんどの医師がなんらかの形で勤務医としてキャリアをスタートさせます。勤務医(特に外科系)の最初の10-15年は、色々なスキルを覚えたり、医学知識を吸収することに必死で、いわば医師として最も旬な時期といえます(実は30台前半から40台半ばにかけてと、決して長くはありません)。

 

勤務医として、治療に携わり、ある程度の収入が確保される事で、ほどほどの満足感は得られます。しかし、日常の臨床業務は次第にルーチン的なものとなり、いわば自動運転のようになっていきます。

 

私自身も40台後半となり、だいたいの外来や手術はこなせるようになり、まったりとした生活が続いていました。そのうち、心の中から、" あれ、なんだか飽きたな"という声が聞こえ始め、その音量は次第に大きくなってきました。

 

このような気持ちの変化は、多くの医師におきるようで、30台後半から45歳ぐらいまでの間に、勤務医を辞めてクリニックを開業するのが王道のパターンとなっています。私も、クリニック開業をちょっと考えていたところで、このコロナ騒動です。

 

さすがに、今の時期のクリニック開業はリスクが高いと考え、ほかに面白い道がないかと本を手当たりしだいに読んでみました。そこで、出会ったのが[マイクロ法人]や[プラベートカンパニー]という考え方でした。(あんまり頑張るとすぐに続けて書けなくなりそうなので、続きます)

今日はブログを始めるにはいい日だ

皆さん

初めまして。本多タレブです。

普通の勤務医をしていますが、最近ふと思い立って、しょぼい起業(の手伝い)をすることにしました。現在進行中ですが、途中経過にまつわる色々な事を綴っていきます。

 

Kindle unlimitedでたまたま見つけた、[50歳からのブログ運営戦略]を読んで、発作的にブログ開設に至っています。まずは100本の記事のupを目指して頑張ります。

 

どうぞ宜しくお願いします。