とにかくXXを社長にしなさい(とある勤務医のプライベートカンパニー物語)

勤務医のしょぼい起業(の手伝い)の雑記録です。皆様の役に立つような立たないようなブログを目指します

起業(プライベートカンパニー合同会社)の業種の選び方- 統計学がXXな学問である

こんにちは、しょぼ医タレブです。

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すこし前にはやりましたよね、この本

内容には、とても納得です。わが社も生き馬の目を抜く、この世界でなんとかして生き延びなければなりません。そのためには、

賢者は歴史(過去の統計)から学ぶ

のが、一番でしょう。いくつかデータを集めて考えてみました。

図表の出典は (2020年版 中小企業白書・小規模企業白書、中小企業庁編)です。

中小企業庁:2020年版「中小企業白書」全文

中小企業といいますが

やっぱり定義は必要です、ついでに役割も

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こうしてみると、中小企業といっても様々ですね。300人近く社員がいても中小か-

小規模事業者 5人以下(製造業除く)というのもしっくりきますね。もちろん我が社は小規模中の小規模、マイクロプライベートカンパニーです。

 

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こうして見ると、あらためて大企業って数が少ないんですね。100-99.7=0.03%.....

でも従業員数にすると、約1/3, どんだけ人雇ってるのかって話ですね。中小企業(小規模除く)が結構存在感があるのが、よくわかります。

会社の数は増えてるの、減ってるの

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ありゃー、われらが小規模会社、絶賛減少中です。見事な右肩下がり。高齢化社会の進行がもろに影響してそうですね。大企業も減少、これは合併が増えているのでしょうか。ここでも中小企業は健闘?  

 

起業した後の生存率は、どーですか

新たに設立された法人が1年後の存続率(法だから生存率でも良いでしょう)は約80%、3年後はおおよそ60%と計算されます。さらにさらに、5年後では法人の生存率は約50%と推定されています...... 2社に1社

ところで個人事業主の5年後の生存率は25%程度という衝撃のデータもありました。これは、なかなかに厳しい戦いですね。

ではどんな業種が有利?

業種によって違いはあるのかな

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これは重要な表です。よく吟味すると....いくつのパターンが浮かびあがります。

起業も廃業も多い業種

宿泊業、飲食業、生活関連サービス(美容室含む)などなど。コロナの影響もありますが、身の回りのお店の移り変わりを見ると、納得ですね。情報通信業(IT系?)もこのグループに入りそうです。確かにPCとWebさえあれば開業できますね

起業も廃業も中くらいの業種

このデータからは不動産業、教育・学習支援業(公文?)とかでしょうか。不動産も仲介の場合は元手や、在庫もなくて開業しやすいのでしょう。

起業、廃業ともに少ない業種

出てきました、医療・福祉業。起業率も高くはありませんが、廃業率はほぼ最低。許認可が必要で、特殊なスキルが必要な業種だからでしょう。金融業、保険業も同様の傾向です。やっぱり参入障壁って大事ですね。

地域別の開業率、廃業率

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地域性も検討されています。赤の県が廃業が増えている地域です。すべて当てはまるわけではありませんが、新幹線の主要な駅がない、もしくは新幹線が通っていないところが多い印象?

我が社が生き残るために

まとめると、

#在庫をあまり持たない(もしくは在庫がない事)

# 利益率が高

# 参入障壁が高い (競争が少ない)

# 初期投資や固定費が少ない

などが生存率に関わってきそうです。

具体的には、

医療・福祉系教育系や、ちょこっと不動産系を混ぜた感じですかね

 

ブログのためにリサーチしてみてわかりましたが、たまたまですが割とリーズナブルな業種を事業として選んでいたようです。とりあえず3年(生存率 60%)目指して頑張ります。

これ、使い勝手よさそうです。起業をちょこっとでも考えている場合は、まず無料で会員登録すると、人生の歯車が廻りはじめるかもです(^^)

 

 

それでは、また