とにかくXXを社長にしなさい(とある勤務医のプライベートカンパニー物語)

勤務医のしょぼい起業(の手伝い)の雑記録です。皆様の役に立つような立たないようなブログを目指します

社長と車とプライベートカンパニー(合同会社)- 支払いは経費で(夢が叶いますように)

こんばんは、しょぼ医タレブです。

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さあ、今日は車とプライベートカンパニーと名義変更の話題です。

友達や知人で社長業を営んでいる人々、たいていナイスなお車に乗ってますよね-。そして、あこがれるのが、ガソリンスタンドや車検、自動車税、すべて、支払いは経費で。

このセリフを行ってみたかった事がプライベートカンパニー設立の(不純)な動機の一つだったといっても過言ではありません。

設立してすぐに、自分の車を会社名義にすることを企みました。

では、いってみましょう

名義変更、手続きも面倒なんでしょうね

私(所有者)が準備すること

申請書: 国土交通省のHPからダウンロードできます

自動車検査・登録ガイド

手数料納付書: 登録手数料500円の印紙の貼り付けが必要です。

車検証: もちろん有効期間内のものが必要です。

所有者の実印と印鑑証明(3ヶ月以内のもの)

譲渡承諾書 (第21号様式): 所有者の実印を押します

我が社が準備すること

法人実印と印鑑証明書(これも3ヶ月以内のもの)

車庫証明書: 名義変更しても、もちろん同じ駐車場に停めますよね。でも、法律では法人の名前で車庫証明書を取り直す必要があるのです。所在地、配置図、車庫証明申請書、保管場所使用承諾証明書を準備して、近くの警察署へGoです(やれやれ)

名義変更に関わる議事録: これもポイントです。わがプライベートカンパニーでも、会議を開いて、車を手に入れることについて、議事録を作る必要があります(定型の書式はありません)

ここで譲渡金額も決めますが、適当に決めるのではなく、ネットでしらべた車の下取り価格が基準になるようです。その場合、私の収入が増える= 税金が増えてしまいます。あらー

手続きのながれ

会社の所在地(自宅ですわ)を管轄する運輸局に出向いて書類を提出します。不備がなければその場で車検証が発行されます。

引き続いて近くの交通会館で、自動車取得税自動車税の手続きです。ナンバープレートを替えない場合は終了です。

会社の車になったら、どうなるんですか

経費.....

はい、これが一番重要なポイントです。車に関わること、ガソリン、車検、保険、あ、車内で使うスリッパとかも、会社の業務と理屈をつければ全部経費です。あーこれで夢が叶う...

今回は、もともと持っていた車の名義変更なので、新しく車を買うときにでてくる、

減価償却という魔法

については、またの機会に。

忘れてはいけない自動車保険

はて、保険(おとなの自動車保険に入ってます)は、名義変更したらどうなるんだろうか? 保険こそ最重要課題ですが、どうも法人での自動車保険契約は色々ハードルが高そうです。基本的にネット保険は扱ってないようですし、保険料もぐっとあがりそうです。

ここで、良いお知らせです。なんと、車の名義はプライベートカンパニーでも、保険の契約は個人で継続できそうです。早速、おとなの自動車保険のカスタマーセンターに電話です。

結果は..... 『法人所有になって、使い方があまり変化ないようならば継続OKです」     やったー、法人になって年間10万km走るとかでなければ大丈夫なようです。

 

ちょっと待った、ほんとに名義変更必要なんですか?

ここまで、長々と説明してきましたが白状します、ふと確認のために、上の質問を

税理士さんに聞いてみました

すると、

法人(とくに我が社のような出来立てほやほやの小さな会社)の場合、1台目は名義変更しなくても、特に問題なく経費が認められることが多いですよ-

なにー、焦って色々手続きしなくてよかった.....

顛末です

結局、自動車使用賃借契約書(自由な書式です)を作ることで、名義変更行わずに一件落着です。素晴らしいことに、個人が会社に車を0円で貸すことも問題なしでした (と言うことは、私の収入は増えないのです)

お騒がせしました。慌てて色々手続きはじめなくて良かったです。

やっぱり、専門家に教えてもらうのは大事ですね。

これ、いまの時代にぴったりのアイテムでは

 

それでは、また!