こんにちは、しょぼ医タレブです。
今年もハロウィンが近づいてきましたね。
なんと、総選挙と被ってしまい、盛り上がっているんだか、いないんだかわからない状態ですが、今日は、ハロウィンにちなんだビジネス戦略を考えてみました。
昭和の時代にハロウィンなかったですよねー
昭和の時代はもちろん、平成も10年台ぐらいは、あまり日本でハロウィンって普及していなかったですよね。ディズニーランドとかUSJとかのテーマパークでの盛り上がったのが、じわじわ普及していった感じでしょうか。
モノ・コト消費からトキ消費へ
出典: 博報堂生活総合研究所
泡沫プライベートカンパニー、生き残りのためには時流に乗り遅れてはなりません。2017年に天下の博報堂様がまたまたキャッチーなキーワードを出してきました。
トキ消費
トキって、朱鷺と書くそうです。とても食べれそうにないですね。
1970ー80年代、まだまだ高度成長期時代の名残があるころ、とにかく人より新しいモノ、珍しいモノを持つことにみんな精一杯でした。モノ消費の時代です。
その欲がひと段落した90年代、もうモノはえーわ、ということで、旅行、グルメ、習い事、リラクゼーション体験など、コトを消費することにスタイルが移りました。そして、これは
SNSでコト消費を公開して、いいね、もらうことに繋がっていきます。
さらに、さらに欲深いことに、消費したコトがWebで氾濫した結果、誰も知らない、自分だけの、とくべつなコト、つまり一回こっきりの、トキ、を消費することの価値が高くなってきたようです。
出典: 博報堂生活総合研究所
ふーん、確かにフェス、聖地巡礼、アイドル総選挙とか凄い盛りあがりですねー
そして、ふと考えると.....
ハロウィン= トキ消費のチャンピオン?
や、ないですか。
なんたって、
- 非再現性: 年に1回、場所は渋谷とかTDLとか
- 参加性: このご時世でございますが、ソーシャルディスタンスを保って分かち合います もちろん、不特定多数ですなー
- 貢献性: 終わった後に、ゴミ拾いとかしたら、ますます満足度up
なお良いことに、ハロウィンにはもう一つ特徴があります。そう、
仮装です。
日頃の自分を仮装することでリセット、すべてを開放してこころの底からトキ消費ができます。なんと、素晴らしい、これは全国民ハロウィン参加ももう直ぐでしょう。
ハロウィンの市場規模
あれ、右肩あがりと思ってました
ハロウィンの推定市場規模は、2014年1,100億円、2016年 1,345億円。バレンタインを抜き去り、目指せクリスマス(7000億円)の状態でした。しかし、ここから失速、2019年は1,155億円に落ち着いています(2020年はコロナのため推測不能)
(日本記念日協会推計値)。
渋谷ハロウィン騒動
市場規模縮小の原因の一つは、やはり、2018年の渋谷ハロウィン騒動でしょう。一部暴徒のようになってましたよね。これで、一般の人に、ハロウィン=怖いのイメージがついたかもしれません。
我が社からの提案です
ハロウィン=オワコン?
ハロウィン、このままオワコンになってしまうのでしょうか。いやいや、本場アメリカではハロウィンの市場規模は約1兆円、日本でもまだまだ成長の余地はあるはずです。でもコロナもあるしなー、あ、良い案閃きました!
ペットと一緒にハロウィンを!
自制の中、ペットが癒しになっていた方も多いのではないでしょうか。ペットロスの言葉もあるように、慣れしたんだペットはもはや家族。
在宅時間が長くなるにつれて、ペットの重要性は増し、ペットに使う費用も拡大するばかりです。と、いうことで、コンセプト決まりました、ハロウィンはペットと一緒に!
お犬様はこんな感じ、
こんなフードも食べてもらいましょう。
飼い主のみなさんもこれくらいは頑張りましょう
そして会場はもちろんドッグラン、コロナ対策もバッチリです。
ちょっと検索したけど、このコンセプトほとんど出てきません。衣装とか、飲食とかパッケージングして提案したら、いけそうですよ。
あ、ハロウィーンもう明後日でした。来年の課題ですね。
我が社どの業種を狙って展開するか、よーく考えます
それでは、また